日別アーカイブ: 2014年7月7日

親知らずを抜きに行って、抜けなかった話

年が明けた1月くらいからどうにも歯が痛い、肩も凝る、偏頭痛がする、ってことで、まぁ疲れているんでしょう、と整体に行ったりしてたんですが、ここ一月ほどはどうにも我慢できなくなってきた。それで、歯科衛生士な妻に見てもらうと、「親知らずがかなりきてるよ。こりゃ痛いよ」とのこと。

ところで余談ですが、なんで最近の整体ってあんなに妙にフレンドリーなんでしょう?
初診の時に要望に「しゃべらずさっさとやって欲しい」というチェック欄がありましたが、いきなりそれにチェックするのもなかなか勇気がいると思うゾー。

閑話休題。イヤだなーと思いながら、かかりつけの歯医者に行ったのが6月中旬、一目見て、「あ、こりゃダメだ。抜きましょう」。で、レントゲンをもう一度取ったら、抜けそうと言えば抜けそうだけど、神経ギリギリなので、ひょっとしたら途中で中止するかもしれません、とイヤなことを言われる。

そして待ちに待った(?)先週木曜日、高鳴る胸を押さえつつ病院へ行く。
表面麻酔をして、歯茎に注射をぶっさして麻酔を打つ。この微妙に痛いような感触がかなりイヤだった。
で、麻酔を打ちつつ、「角度が微妙だし神経に近いので、歯茎を切り開いて、親知らずを削りながら抜きます。ただし、前にも説明したように神経に近すぎると中止します」。
ここから約1時間、とにかく切っては削り、切っては削り、途中でちょっと抜こうとして、まだダメで、また切っては削り、とやりながら、ようやく抜けそうだーという段階まで来ると、かなり痛くなってくる。「痛いですー!」と訴えると、やっぱり神経が近いのでこれは危ない、と中止。抜けずじまい。これって風俗に行って最後までできなかったようなもん?<全然違う

とりあえずかなり切り開いたので、そこを縫って、経過観察。2年くらいすると、また抜くかどうか決めるとのこと。歯が移動するので、抜かなくてもよくなる場合もあるらしい。
そのままふらふらしながら帰宅。あまりこの日は腫れず。

翌日金曜日、頭が痛い。熱っぽい。ほっぺたもけっこう腫れる。かなりダルダルな中、消毒のために病院へ。この日は完全休みにしたけど、ほとんど在宅仕事もできず。

さらに翌日の土曜日。出席予定のイベントがあったけど、さらに顔が腫れているし、まだしんどいのでキャンセル。夕方になるとかなり体調が良くなる。

さらに翌日、というか昨日の日曜日。かなり体調は回復。
この日は仕事で打ち合わせがあった上、打ち合わせ場所の鍵を自分が管理しているのでしょうがなく行く。
他の人と合流すると、顔を見て絶句される。一応言ってたんですけどね……。
朝10時から13時半くらいまで打ち合わせをぶっ続けでやっていたら、薬が切れてきてかなり痛い。(毎食後、化膿止めとロキソニンを飲んでいる)

今日になってかなり腫れも引いて体調も直る。しかしこれだけつらい思いをしたのに、結局抜けなかったというのがなんともです。妻には、散々同情された……。

Mirantis OpenStackでインスタンスから外部へ通信する方法

Virtualboxをうまく使って、簡単にOpenStackを構築できるMirantis OpenStackですが、構築はできても通信となるとなかなか癖がある。
ここ一ヶ月ほど、こいつをとにかくいじくりまわしていて、あれこれ悩んでいたのが今日やっとわかった。
一番悩んでいたのが、OpenStackのインスタンスが外部へ通信できない件。あれこれ悩んではっとひらめいたのが、多段NATになっていること。

トポロジを簡単に書くと、

[Internet] — [実機] –NAT– [VirtualBox] –NAT– [OpenStack Instance]

となっていて、VirtualBoxを挟んで多段NATになっている。実機とインスタンスの間ではうまく通信はできるけど、そこから外へ出て行けないのは、結局のところ多段NATをうまく解決していないから。
なので、実機にIPマスカレードを仕込んでやればうまくいくわけ。具体的には実機に、

$ sudo iptables -t nat -A POSTROUTING -s 172.16.0.0/24 -j MASQUERADE

を設定すればOK
IPアドレスはMirantis Fuelのデフォルト設定です。
散々悩んでやっとわかったことなので、同じように悩んでいる人がいればこれを見て解決できればいいニャー。
(こんなんすぐわかるべ! わからん方がどうかしてるぜ! というレベルなのかもしれないけどさー)