親知らずを抜きに行って、抜けなかった話

年が明けた1月くらいからどうにも歯が痛い、肩も凝る、偏頭痛がする、ってことで、まぁ疲れているんでしょう、と整体に行ったりしてたんですが、ここ一月ほどはどうにも我慢できなくなってきた。それで、歯科衛生士な妻に見てもらうと、「親知らずがかなりきてるよ。こりゃ痛いよ」とのこと。

ところで余談ですが、なんで最近の整体ってあんなに妙にフレンドリーなんでしょう?
初診の時に要望に「しゃべらずさっさとやって欲しい」というチェック欄がありましたが、いきなりそれにチェックするのもなかなか勇気がいると思うゾー。

閑話休題。イヤだなーと思いながら、かかりつけの歯医者に行ったのが6月中旬、一目見て、「あ、こりゃダメだ。抜きましょう」。で、レントゲンをもう一度取ったら、抜けそうと言えば抜けそうだけど、神経ギリギリなので、ひょっとしたら途中で中止するかもしれません、とイヤなことを言われる。

そして待ちに待った(?)先週木曜日、高鳴る胸を押さえつつ病院へ行く。
表面麻酔をして、歯茎に注射をぶっさして麻酔を打つ。この微妙に痛いような感触がかなりイヤだった。
で、麻酔を打ちつつ、「角度が微妙だし神経に近いので、歯茎を切り開いて、親知らずを削りながら抜きます。ただし、前にも説明したように神経に近すぎると中止します」。
ここから約1時間、とにかく切っては削り、切っては削り、途中でちょっと抜こうとして、まだダメで、また切っては削り、とやりながら、ようやく抜けそうだーという段階まで来ると、かなり痛くなってくる。「痛いですー!」と訴えると、やっぱり神経が近いのでこれは危ない、と中止。抜けずじまい。これって風俗に行って最後までできなかったようなもん?<全然違う

とりあえずかなり切り開いたので、そこを縫って、経過観察。2年くらいすると、また抜くかどうか決めるとのこと。歯が移動するので、抜かなくてもよくなる場合もあるらしい。
そのままふらふらしながら帰宅。あまりこの日は腫れず。

翌日金曜日、頭が痛い。熱っぽい。ほっぺたもけっこう腫れる。かなりダルダルな中、消毒のために病院へ。この日は完全休みにしたけど、ほとんど在宅仕事もできず。

さらに翌日の土曜日。出席予定のイベントがあったけど、さらに顔が腫れているし、まだしんどいのでキャンセル。夕方になるとかなり体調が良くなる。

さらに翌日、というか昨日の日曜日。かなり体調は回復。
この日は仕事で打ち合わせがあった上、打ち合わせ場所の鍵を自分が管理しているのでしょうがなく行く。
他の人と合流すると、顔を見て絶句される。一応言ってたんですけどね……。
朝10時から13時半くらいまで打ち合わせをぶっ続けでやっていたら、薬が切れてきてかなり痛い。(毎食後、化膿止めとロキソニンを飲んでいる)

今日になってかなり腫れも引いて体調も直る。しかしこれだけつらい思いをしたのに、結局抜けなかったというのがなんともです。妻には、散々同情された……。

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