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ピアノレッスン

ひょっとして1年ぶりくらいじゃないか?というくらいの久々ぶりにピアノレッスンに行きました。というか、大阪に引っ越してきてあちこちのピアノ教室に問い合わせても、近代(スクリャービンやプロコフィエフ)を勉強したい、というだけで断られる日々でした。最近問い合わせたところも、最初はなんだか上から目線で話していた(電話)わりに、いざ何をやりますか、という段階でスクリャービンの名前を出すと、いや、やっぱりお断り……と言われて、ええーと思っていたら、大阪音大の先生を紹介された次第。

でも高い。60分で16800円!
とはいえ昔よりはかなり下がったと思う。内容にもよるけど、20年前ならもうちょっとした。(その頃はまだまだ音大バブルだったからね~)

そんでもって行ってきました。会場はヤマハ心斎橋。学生時代は楽譜を買ったり知り合いがいたので遊びに行ったりとよく行きましたが、そもそも心斎橋にまともにいくのが10年ぶりくらいなので、迷ってしまった……。なんとか時間内に着いて、レッスンをしてもらうと、高いだけ合ってかなりマトモ(当たり前)で的確なレッスンでした。
広島時代に習っていた先生もそれなりの人だったけど、レベルがちょっと違ったような気がする……でも高い……(年に1,2度特別レッスンに行くのなら妥当な値段だけど、普段通うには単なる趣味ではあまりにも高い)
やっぱりそこそこの値段でそこそこのレベルの人を探さないとダメですね。いやはや。

ちなみに、これまで問い合わせたところでけっこうアレだったのが、短大の幼児教育出身とか。
それってリトミックとかそういうレベルやん……。たぶん俺の方が遙かに勉強してるやろ……みたいな……。(PTNAからの紹介だが、紹介担当のオバサンもかなりいい加減な気がする。実際、この紹介された幼児教育な人は、スクリャービンというだけでビビって断ってきた。その人の先生という人も断ってきた。音大出てるならそれくらいやれよ)
他は、なんだかこのへんの地域で御山の大将みたいになっているピアノの先生もいて、やっぱり微妙に不誠実だったりして、なんだかもうダメダメ。

衝撃的でオーセンティック?なベートーベン


http://www.hmv.co.jp/product/detail/3790075

マイナーだったので全然知らなかったスホーンデルヴィルト、クリストフォリ・アンサンブルのベートーベンP協 No.1&2を購入。これはすごい!

久々に聞いたフォルテピアノ&古楽器のベートーベンだけど、古楽器の強烈さと、ふっと見せるなんともいえない典雅なフンイキと相まって、ベートーベンがハイドンやモーツァルトに学んだことがよくわかる演奏になっているんだよな~。
それと同時に、ハイドンとモーツァルトの偉大さ、ベートーベンの初期はそれらのスタイルからもがいて脱却していこうとしていたのかなーというのがこれまたよくわかる1枚。
とにかく単にキョーレツだよね、というだけじゃない古楽器です。冗談抜きでハイドンの後期交響曲にモーツァルトっぽさをふりかけたように聞こえます。

あと、カデンツァも全然違う! ぱぱっと見た感じではライナーノートには記載がないんだけどこれは自作なんだろうか。

フォイクトのトンデモ☆モーツァルト

昔、大変話題になった(?)トンデモCDを注文。
どのくらいトンデモかというと、モーツァルトの協奏曲なのに、カデンツァがジャジーでモダンでなんだかシャレオツな感じなのです。
けっこう持っている人も多くて、検索するといろいろヒットする。これとか。

駅売り廉価版だったらしいが、今ではとうてい入手不可能なので、色々探してドイツAmazonから購入! ドイツ語全然知りません。なんとか注文できたけど、CDが9ユーロで、送料が14ユーロ……

Gottlieb Voigt, Philharmonia Berolinensis